東京の金融業界において、一つの大きな節目が訪れようとしています。きらぼし銀行を傘下に持つ東京きらぼしフィナンシャルグループ(以下、東京きらぼしFG)は、東京都が出資した優先株400億円分を、2024年内に全額返済する方針を固めました。 これは、かつての「新銀行東京」が抱えた「負の遺産」を約20年の歳月を経て完全に解消することを意味します。なぜこれほどまでの前倒し返済が可能になったのか、そして完済後の東京きらぼしFGが目指す姿とはどのようなものか。本記事では、その全容を詳しく解説します。 新銀行東京の創設と ...