2026年上半期の日本国内における新規株式公開市場は、極めて異例の閑散期を迎えています。 日経平均株価が歴史的な高値圏で推移しているにもかかわらず、2026年上半期のIPO件数はわずか18件にとどまりました。これは2011年以来となる、実に15年ぶりの低水準です。調達総額も約1500億円に縮小しており、年間平均で約35件とされる日本の標準的な上場ペースを大きく下回る結果となりました。 この極端な減少傾向は、6月の市場動向にも如実に表れています。前年同月には7銘柄が新規上場を果たしたのに対し、本年6月のIP ...