長年、韓国や中国の圧倒的なコスト競争力に押され、厳しい事業縮小を余儀なくされてきた日本の造船業。しかし今、その状況に大きな転換期が訪れています。名村造船所が国内の造船所では2017年以来となる新ドックの建設に踏み切り、周辺産業でも住友重機械工業が造船用クレーンの増産に動くなど、反転攻勢の兆しが鮮明になっています。 本記事では、復活に動き出した造船ニッポンの現状と、その前に立ちはだかる課題について徹底解説します。 長きにわたる造船不況と中韓台頭の背景 日本の造船業はかつて世界トップのシェアを誇っていましたが ...