2026年6月10日、日本の重要鉱物サプライチェーンにおいて画期的な決定が報じられました。信越化学工業が、約330億円を投じ、日本国内の福井県に新たなレアアース(希土類)の製錬・生産設備を建設する方針を固めました。この投資は、日本および西側諸国が直面している「中国依存からの脱却」という経済安全保障上の課題に対する、極めて実効性のある回答として注目されています。 レアアースは現代の高度な技術社会の基盤を成す不可欠な物質です。現在では、電気自動車(EV)の駆動モーターや風力発電のタービン、産業用ロボットなどに ...