日本を代表するグローバル企業であるトヨタ自動車が掲げた「自己資本利益率(ROE)20%」という高水準の目標に対し、株式市場から厳しい視線が注がれています。足元の実績では目標値から半減する水準にとどまっており、投資家の間では達成の実現性を疑問視する声が強まっています。 市場は、トヨタが抱える約17兆円もの巨額の手元資金を活用した株主還元の強化や、資本効率を示す総資産回転率の改善を求めていますが、中長期的な投資を優先したい会社側との間には埋めがたい「溝」が存在します。 1. トヨタが掲げる「ROE 20%」目 ...