近年、日本の製造業やハイテク産業を揺るがす大きな地政学的変化が起きています。それは、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)、燃料電池、防衛産業などに不可欠な「レアアース(希土類)」の調達網をめぐる覇権争いです。 中国が世界の分離・精製シェアの約9割を握るなか、日本企業は特定の供給国に依存しない「自律的なサプライチェーン」の再構築を急いでいます。その最有力候補として照準が合わされているのが東南アジアです。 本記事では、中国による最新の対日輸出規制の動向から、住友金属鉱山や双日といった日本大手の具体的な ...